不動産用語解説:軽量鉄骨とは?

不動産を良く知りたい
先生、「軽量鉄骨」って、どんな建物に使われているんですか?

不動産研究家
いい質問ですね! 軽量鉄骨は、主に2階建てのアパートや比較的小さな建物に使われています。例えば、皆さんが住んでいるアパートも軽量鉄骨造りかもしれませんね。

不動産を良く知りたい
そうなんですね!じゃあ、大きなマンションは軽量鉄骨ではないんですか?

不動産研究家
良いところに気がつきましたね!大きなマンションは、軽量鉄骨よりも頑丈な「重量鉄骨」で作られていることが多いです。3階建て以上の建物は、重量鉄骨を使うことが多いんですよ。
軽量鉄骨とは。
「軽量鉄骨」とは、建物の骨組みとなる柱や梁に、厚さ6mm未満の鋼材を使用した構造のことで、S造とも呼ばれます。一方、「重量鉄骨造」は、骨組みに厚さ6mm以上の鋼材を使用します。一般的に、2階建てのアパートなどには軽量鉄骨造が用いられ、3階建て以上のマンションなどには、より頑丈な重量鉄骨造が採用されます。
軽量鉄骨造の特徴

軽量鉄骨造は、その名の通り、鉄骨の中でも軽い部類に入る鋼材を主要な構造部に用いた建築工法です。主に、厚さ6mm以下の鋼材が用いられます。 一般的に、アパートやマンションなどの集合住宅で多く採用されており、2階建てまでの建物に適しています。 ここでは、軽量鉄骨造の特徴について、メリット・デメリットの両面から詳しく解説していきます。
軽量鉄骨造のメリット・デメリット

– 軽量鉄骨造のメリット
軽量鉄骨造は、鉄という素材の特性を生かし、強度と耐久性に優れている点が大きなメリットです。木造住宅よりも火災に強く、シロアリの被害も受けにくいことから、長期的な視点で見ても安心できる構造と言えるでしょう。また、鉄骨の厚みが薄いため、木造住宅と比較して柱や梁などの構造部分がスリムになり、広い居住空間を確保しやすい点も魅力です。
– 軽量鉄骨造のデメリット
一方で、軽量鉄骨造は、木造住宅に比べて建築費用が高額になりがちです。また、鉄は熱を伝えやすいため、断熱対策をしっかり行わないと冬は寒く、夏は暑いという状況になりかねません。さらに、鉄の特性上、経年劣化によって錆が発生する可能性もあります。定期的なメンテナンスを怠ると、住宅の寿命を縮めてしまうことにつながりかねないので注意が必要です。
軽量鉄骨造と重量鉄骨造の違い

住宅の骨組みには、木造以外にも鉄骨造が用いられることがあります。鉄骨造は、大きく「重量鉄骨造」と「軽量鉄骨造」の2つに分けられます。
重量鉄骨造は、柱や梁に厚さ6mm以上の鉄骨を使用した構造のことです。主に、マンションやビルなど、大規模建築物に採用されています。高層階でも建築できるほどの耐震性・耐火性・耐久性に優れている点がメリットです。
一方、軽量鉄骨造は、厚さ6mm未満の鉄骨を使用した構造のことです。アパートや戸建て住宅など、比較的小規模な建築物に用いられます。重量鉄骨造に比べると強度は劣りますが、工期が短く、建築コストを抑えられるというメリットがあります。
このように、軽量鉄骨造と重量鉄骨造は、使用される鉄骨の厚さが異なり、それぞれに異なるメリットがあります。建物の規模や用途によって使い分けられます。
軽量鉄骨造が使われる建物

軽量鉄骨造は、主に住宅や比較的小規模な建物に用いられます。具体的には、戸建て住宅、アパート、マンション(低層階)、店舗、事務所などが挙げられます。
戸建て住宅では、2階建て以下の比較的コンパクトな住宅で多く採用されています。アパートやマンションでは、3階建てまでの建物によく見られます。
軽量鉄骨造は、木造よりも耐火性や耐震性に優れており、RC造やSRC造よりも工期が短くコストを抑えられるというメリットがあります。そのため、上記のような建物の用途や規模に適しているとされています。
軽量鉄骨造の物件を選ぶ際の注意点

軽量鉄骨造は、木造と比べて耐火性や耐久性に優れている点がメリットですが、物件を選ぶ際には、いくつかの注意点があります。
まず、遮音性についてです。軽量鉄骨造は、木造よりも音が響きやすい傾向があります。特に、上下階の生活音や隣接する部屋の音漏れには注意が必要です。内覧の際には、実際に部屋の中を歩いてみて、床や壁の厚みをチェックしたり、周囲の音に耳を傾けてみたりすると良いでしょう。
次に、断熱性も重要なポイントです。軽量鉄骨造は、木造に比べて断熱性が低い場合があり、夏は暑く、冬は寒く感じることがあります。物件を選ぶ際には、断熱材の種類や厚みをチェックし、断熱対策がしっかりと施されているかを確認しましょう。
さらに、耐震性についても考慮が必要です。軽量鉄骨造は、木造よりも耐震性に優れていると言われていますが、建築基準法の耐震基準を満たしているかどうかを確認することが重要です。特に、築年数が経過している物件の場合には、耐震診断を受けているかどうかも確認しておくと安心です。
これらの注意点に加えて、物件の状態や周辺環境なども考慮しながら、総合的に判断することが大切です。
