不動産用語「躯体」を解説!

不動産を良く知りたい
先生、不動産取引の資料で『躯体』っていう言葉が出てきたんですけど、これってどういう意味ですか?

不動産研究家
いい質問ですね。『躯体』は建物の構造を作る骨組みや主要部分のことを指します。例えば、柱や壁、梁などが『躯体』に当たります。

不動産を良く知りたい
なるほど。じゃあ、窓やドアは『躯体』には入らないんですか?

不動産研究家
その通りです。窓やドアはどちらかというと内装や外装に分類されます。『躯体』は、建物が倒れないように支える重要な部分ということですね。
躯体とは。
「躯体」とは、不動産取引で用いられる用語で、建物構造を構成する部材全体を指します。具体的には、基礎、基礎杭、壁、柱、梁、壁面、小屋組、土台、斜材(筋交いなど)、床版、屋根版などが挙げられます。これらの部材は、建物にかかる力を支える重要な役割を担っています。躯体は、使用される主要材料によって、木造、ブロック造、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨造(S造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)などに分類されます。
躯体とは何か?

「躯体(くたい)」とは、建物の主要な構造部分を指す言葉です。
柱や梁、壁、床、屋根など、建物を支え、形作る骨組みのことだとイメージすると分かりやすいでしょう。
「躯体工事」といった場合、基礎工事後に行われる、これらの構造部分を組み上げていく工事のことを指します。
躯体の種類と特徴

建物の構造は、大きく分けて「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」の3種類に分類されます。それぞれの特徴を把握しておきましょう。
・木造
木材を主要な構造部に用いる工法です。古くから日本で親しまれてきた伝統的な工法で、近年では耐火性や耐久性を高めた工法も開発されています。
・鉄骨造
鉄骨を主要な構造部に用いる工法です。強度が高く、大空間を構築しやすいという特徴があります。高層ビルや大型商業施設などに適しています。
・鉄筋コンクリート造
鉄筋とコンクリートを組み合わせた構造です。耐火性、耐久性、耐震性に優れており、マンションやオフィスビルなど幅広く採用されています。
躯体の劣化と見分け方

建物の寿命を考える上で、躯体の状態は非常に重要です。しかし、普段あまり聞き慣れない「躯体」という言葉。一体どのような意味を持つのでしょうか?
躯体とは、建物を支える骨組みのことを指し、柱や梁、壁、床、屋根などが含まれます。いわば、人間の体に例えると骨格のようなもので、建物の強度や耐久性を左右する重要な部分です。
そのため、躯体が劣化すると、建物の安全性に関わる重大な問題を引き起こす可能性があります。
では、躯体の劣化はどのように見分ければ良いのでしょうか?
ひび割れは、躯体の劣化を示す代表的なサインの一つです。特に、構造耐力上重要な柱や梁に発生したひび割れは要注意です。その他にも、雨漏りによるシミやカビ、木材の腐朽なども、躯体劣化のサインとして見られます。
これらのサインを見つけた場合は、早急に専門家による点検が必要です。劣化の状況によっては、補修工事が必要になることもあります。
躯体が不動産価格に与える影響

建物の骨組みである躯体は、不動産の寿命や耐震性を左右する重要な要素です。そのため、躯体の状態は不動産価格に大きな影響を与えます。例えば、築年数が経過していても、定期的なメンテナンスや適切な修繕が施された鉄筋コンクリート造の建物は、高い耐久性を維持しているため、築浅の木造住宅よりも高値で取引されることがあります。
また、近年注目されている耐震性も、躯体の強度によって大きく左右されます。新耐震基準を満たした建物や、耐震補強工事が施された建物は、地震に対する安全性が高いと評価され、その分価格が高くなる傾向にあります。
逆に、躯体の劣化が激しい、または耐震性に不安がある場合は、不動産価値が大きく下落する可能性があります。例えば、雨漏りやシロアリ被害などによって躯体が損傷している場合、大規模な修繕が必要となるため、その費用を考慮して価格が設定されます。
このように、躯体は不動産価格を左右する重要な要素の一つです。不動産を購入する際には、築年数だけで判断するのではなく、躯体の状態や耐震性についても注意深く確認することが大切です。
まとめ

この記事では、不動産用語として頻繁に登場する「躯体」について解説しました。 「躯体」は建物の主要構造部分を示し、柱や梁、壁、床、屋根などが含まれます。 不動産広告や内覧時によく目にする言葉なので、その意味を正しく理解することで、物件選びがよりスムーズになるでしょう。
