不動産用語解説:『地階』とは?

不動産を良く知りたい
「不動産取引に関する用語『地階』(地階(ちかい)とは、建築基準法施行令第1条第2号により、床が地盤面下にある階で、床面から地盤面までの高さがその階の天井の高さの三分の一以上のものをいう。と定められています。すなわち、床が地盤面下にあるような階であり、床から地盤面までの高さが、床から天井までの高さの3分の1以上である階のことを指します。また、地階は、住宅の用途であり、地盤面から天井までの高さが1m以下の場合に、住宅の延床面積の3分の1を上限に、地階の床面積を容積率の対象床面積から除くことができます。)について」
よく分かりません。教えてください。

不動産研究家
なるほど、地階の定義は少し複雑ですね。簡単に言うと、地面より下の階の事を指しますが、単に地面より下にあればいいというわけではなく、天井の高さにも条件があるんです。

不動産を良く知りたい
天井の高さにも条件があるんですか?

不動産研究家
はい。床から地盤面までの高さが、その階の天井の高さの3分の1以上ないといけないんです。つまり、天井までの高さが3メートルあれば、床から地盤面までは1メートル以上ないといけないということです。
地階とは。
不動産取引で使う「地階」という言葉について説明します。「地階」とは、建築基準法施行令で定められた、床が地面より下にあり、床から地面までの高さが天井の高さの3分の1以上ある階の事を指します。簡単に言うと、地面より低い場所にあり、部屋の高さの3分の1以上が地面に埋まっている部屋のことです。ちなみに、地階部分を住宅として使う場合、天井の高さが地面から1m以下であれば、その床面積は容積率計算の対象から一部除外することができます。ただし、除外できる床面積は、住宅全体の延床面積の3分の1までです。
地階の定義とは?

「地階」とは、簡単に言うと建物の主要な部分の床が地面より低い位置にある階の事を指します。 地面より低い場所に部屋があるからといって、必ずしも全てが「地階」と呼ばれるわけではありません。例えば、地下駐車場や機械室など、居住空間以外の用途で利用される地下部分は「地階」に含まれないケースが多いです。
建築基準法では、「地階」は天井の高さの半分以上が地面より低い位置にある階の事を指すと定義されています。 つまり、天井高さが2.4mの部屋の場合、床から1.2m以上の高さが地面より低ければその部屋は「地階」とみなされます。
不動産情報などで「地下1階」や「B1F」といった表記を見かけることがあります。「地下1階」は地表から1つ下の階を指し、「地下2階」はさらにその下の階を指します。一般的には「B」は「Basement(地下室)」の略として用いられています。
建築基準法における地階の扱い

建物の階層を示す際に、「地上○階」と並んで使われる「地階」。不動産広告などで目にする機会も多いですが、その定義や扱いを正しく理解しているでしょうか? この項では、建築基準法における地階の扱いに焦点を当てて解説します。
地階を居住空間とするメリット・デメリット

地階に住むことを検討する際、そのメリット・デメリットを理解しておくことは重要です。地下空間ならではのメリットがある一方で、地上階とは異なる注意点も存在します。
まずメリットとして挙げられるのは、地上階に比べて夏は涼しく、冬は暖かいという点です。これは地中の温度が年間を通して比較的安定しているためです。また、外部の騒音が届きにくいこともメリットと言えるでしょう。特に交通量の多い道路に面した物件では、静かで快適な生活を送ることができます。さらに、プライバシーが確保しやすいという点も魅力です。外からの視線を気にすることなく、プライベートな空間を満喫できます。
一方で、デメリットも考慮しなければなりません。日当たりや風通しが悪い場合が多く、湿気がこもりやすいという点は注意が必要です。そのため、こまめな換気や除湿対策が欠かせません。また、災害時に浸水の被害を受けやすいというリスクもあります。地下空間である以上、豪雨や洪水が発生した場合、水が流れ込みやすい点は否めません。建物の防水対策や周辺環境のハザードマップを確認するなど、事前に対策を講じておくことが重要です。
地階のある物件を購入する際の注意点

地階付きの物件は、居住スペースが広がる、趣味の部屋を作れるなど、多くのメリットがあります。しかし、日当たりや湿気などの問題点も抱えているため注意が必要です。
地階に住居空間を設ける場合、建築基準法上の採光・換気に関する基準を満たす必要があります。具体的には、床面積に対する窓の大きさや天井高、換気設備の設置などが細かく定められています。購入前にこれらの基準を満たしているか、不動産会社に確認したり、重要事項説明書で確認するなどしておきましょう。
また、地階は地上階に比べて湿気がこもりやすいという特徴があります。そのため、防湿対策が十分に施されているかどうかも重要なチェックポイントです。内覧の際は、カビ臭がしないか、壁や床に湿気を感じないかなどを注意して確認しましょう。
さらに、災害時の避難経路の確認も忘れてはいけません。地階は浸水のリスクが高いため、万が一の場合の避難口や経路を事前に把握しておくことが重要です。
これらの注意点に加えて、価格が周辺の物件と比べて割安かどうかも確認しておきましょう。地階付きの物件は、地上階のみの物件に比べて価格が低い場合が多いですが、価格とメリット・デメリットを比較検討することが大切です。
地階に関するトラブル事例

地階に住む際に注意すべき点は、専有部分と共用部分の区別です。特に、トラブルになりやすいのが排水管などの設備関係です。例えば、地階部分が浸水し、その原因が共用部分の排水管の老朽化だったとします。この場合、修理費用は本来、建物の所有者全体で負担すべきものです。しかし、共用部分の管理が適切に行われていなかったために浸水被害が起きたと主張して、地階の住人が損害賠償を求めるケースも少なくありません。このようなトラブルを避けるためにも、賃貸契約を結ぶ前には、必ず管理状態を確認し、不明な点は不動産会社に確認することが重要です。
