不動産広告の落とし穴!二重価格表示のカラクリ

不動産を良く知りたい
先生、二重価格表示について教えてください。何かややこしいですよね?

不動産研究家
そうだね。二重価格表示は、例えばチラシで『通常価格5万円のところ、本日限定4万円!』のように、二つの価格を表示することだね。重要なのは、この表示方法が適切かどうか、つまり消費者を騙すような表示方法でないかどうか、ということなんだ。

不動産を良く知りたい
なるほど。つまり、本当に普段は5万円で売っていて、今日は特別に4万円にしているなら問題ないってことですか?

不動産研究家
その通り!ただし、実際には5万円で売った実績がないのに、さも安く見せるために二重価格表示を使うのは景品表示法違反になるんだ。消費者を惑わしちゃダメってことだね。
二重価格表示とは。
「二重価格表示」とは、不動産取引において、実際の販売価格と一緒に、それよりも高い価格を比較対象として表示することです。例えば、「通常価格5万円のところ、本日限定で4万円」といった表示が二重価格表示にあたります。ただし、この高い価格が、過去に実際に販売されていた価格など、根拠のある価格であれば違法ではありません。しかし、実際には販売するつもりのない架空の高い価格を表示し、あたかも大幅な値引きをしているかのように見せかけて消費者を欺く行為は、景品表示法違反となります。
二重価格表示とは?

誰もが一度は目にする不動産広告。しかし、その中には一見お得に見えても、実は異なる価格で表示されている「二重価格表示」の物件が存在します。これは、消費者を混乱させ、不利益を被らせる可能性もあるため注意が必要です。
では、二重価格表示とは一体どのようなものでしょうか?
不動産広告における二重価格表示の例

例えば、チラシに大きく「2,980万円」と掲載されている物件があるとします。しかし、よく見ると小さな文字で「(税込3,278万円)」と記載されている場合があります。これは、消費税が別途加算されるケースで、一見安く見えても実際には数百万円も高くなる可能性があります。
また、「価格1,000万円台~」といった表記にも注意が必要です。これは最安値の部屋だけを強調した広告で、希望する間取りや階数になると、価格が大きく異なるケースも少なくありません。
さらに、リフォーム済み物件で「2,500万円(リフォーム費用込)」と記載されている場合、リフォーム費用が具体的にいくらなのか不明瞭です。高額なリフォーム費用が上乗せされている可能性もあり、注意が必要です。
二重価格表示が違法になるケースとは?

不動産広告でよく見かける「二重価格表示」。例えば、広告には魅力的な低い価格が表示されているのに、問い合わせると「それは広告用の価格で、実際にはもっと高い」と説明されることがあります。これは、消費者の購買意欲を高めるための販売戦略として用いられることがありますが、実は法律で規制されているケースもあるのです。
二重価格表示が違法となるのは、それが景品表示法に違反する場合です。景品表示法は、不当に顧客を誘引するような表示を禁止しており、二重価格表示もその対象となります。具体的には、実際には販売する意思がないにもかかわらず、極端に低い価格を目立つように表示する「おとり広告」にあたる場合は、違法と判断される可能性があります。
二重価格表示を見つけた場合は、安易に飛びつかずに、価格の違いについて詳しく説明を求めるようにしましょう。また、不動産会社に問い合わせる際には、広告で見た価格について具体的に伝え、その価格で購入可能かどうかを確認することが大切です。
適正な価格表示の重要性

不動産情報サイトなどを見ていると、同じ物件なのに異なる価格が表示されているケースがあります。最初は安価に感じても、後から諸費用が加算され、最終的には高額になるといった「二重価格表示」には注意が必要です。
消費者が適正な価格で物件を比較検討し、安心して購入を決断するためには、透明性の高い価格表示が不可欠です。情報に惑わされず、物件価格だけでなく、詳細な費用内訳を確認することが重要です。
不動産取引で騙されないために

住まい探しは人生における大きなイベントの一つですが、情報量の多さから、慣れない方は戸惑ってしまうことも少なくありません。特に、不動産広告の見方については注意が必要です。魅力的な価格で掲載されていても、実は「二重価格表示」というカラクリが潜んでいるケースがあります。
二重価格表示とは、実際よりも安い価格を広告に掲載し、顧客の関心を引いた後に、実際には存在しないオプションや諸費用などを追加して、最終的に高い価格を提示するという手法です。例えば、広告では新築物件が3,000万円と掲載されていても、実際には広告に含まれていないオプションや諸費用が追加され、最終的な価格は3,500万円になってしまう、といったケースが考えられます。
このようなトラブルに巻き込まれないためには、広告に記載されている価格だけでなく、詳細な内訳をしっかりと確認することが重要です。不明な点があれば、遠慮なく不動産会社に質問し、納得のいくまで説明を求めましょう。また、複数の不動産会社の広告を比較検討することも、二重価格表示を見抜く有効な手段となります。
